石転び沢：まーはーブログ：SSブログ

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石転び沢　[山など] [編集]

飯豊に行ってきましたよ～。

稜線上ではずっとガスの中だったので、雪渓の写真中心です。

土曜の早朝に仙台出発。山形蔵王I.C.で下りたら、650円。「あれ?月山I.C.まで行った前回と50円しか変わらないんだけど...。」　得してるはずの無料区間のおかげで、若干損した気分に。そして、国13、国113で小国へ。夜の113号は怖いですね...トンネル、ロックシェード、ダム。4年前に自転車で通ったときも怖かったと記憶してます。残ガソリンを気にしながらも、飯豊山荘に到着。

準備して5時過ぎに出発～。ゲートの前では小国山岳会の会長さんとお巡りさんがいました。週末ですが登山者はあまり多くないようでした。

沢沿いの道を行きます。冷たい水が流れているんでしょう、涼しかったです。こういう道は大好きです。

ずーっと行くと”石転びの出合”です。雪渓が見えたらさすがに興奮します。

ピッケル、アイゼンを準備し、Ｔ様に作成頂いた指南書の最終確認！いよいよ上陸(?)です！

クレバスです。始めのうちは傾斜が緩く、空気もヒンヤリしてて快適です。

でかい石がありました。こんなのが落ちてきたら大変です。幸い、今回は一度も落石を見ませんでした。

ずいぶん登ってきました。誰もいませんでした。後半は結構な傾斜になりました。

稜線の方はガスがかかっていました。

”草付き”にあがってホッとしてからが長く感じました。9時には梅花皮（かいらぎ）小屋に到着です。

梅花皮小屋泊の予定でしたが、朝9時で行動終了するかは悩ましい。とりあえず眠かったので2時間弱仮眠。起きて管理人さんと話して検討した結果、翌日に朳差（えぶりさし）岳に行くプランで頼母木（たもぎ）小屋まで行く事に。期待していた北股岳も完全にガスの中で、何がなんだかわからないまま、山頂を過ぎました。
～2010.7.27追記～北股からは、なんと佐渡、能登半島まで見えることがあるらしいです！次回に期待！
途中の門内小屋のバイオトイレ。小用でしたが、思わずペダリングしてしまいました。次回はビンディング持参していいすか?

ひたすら強風とガスの中の稜線を急いで歩いて、12時半に頼母木小屋に到着。そして仮眠。

夜は楽しい地元の皆さんの飲み会に混ぜてもらいました。皆さんは大量の食料と酒を持ち込んでいて、見習うべきものがありました。で、楽しくて、やや飲みすぎ、山の上で記憶を飛ばすという初めての経験をしましたｗ　二日酔いが無くて助かりました。皆さん、本当にありがとうございました。静かな夜、賑やかな夜、どちらもいいものですね～。

翌朝は相変わらずのガス＆風。これはもう、朳差岳に行ってもしょうがないだろうと思って丸森尾根から下山すべくパッキングしていると...カッパのズボンが無い...！（汗）　もしや...梅花皮に忘れてきたのか?もともと持って来てないのか?ということで、梅花皮小屋まで戻ってから、梶皮尾根で下山する事に。

ガスってても、お花が綺麗ですね～。

で、2時間ほどかけて梅花皮小屋にもどってみても、ズボンはありませんでした（汗
（結局、ズボンは家にもありませんでした。実は、ザックにしっかり入っていたのです。しっかり探したつもりなのに、飲みすぎてどうかしていたのでしょうか...）

梶川尾根から下山したのですが、これがキツイ。登りは相当きつそう。あと、大嵓（だいぐら）尾根がチラチラ見えてました～。見るからに険しく長い大嵓尾根と飯豊本山は、セットで次の機会に回します。

下山後は、飯豊山荘で温泉。そしてギリギリ給油。で、道の駅小国で食事など。研究室にはイナゴの佃煮、自分にはコシアブラ味噌（...噂に聞いていた山菜）、ゴリゴリする用のクルミを購入。一般道で帰りました。稜線上の眺望に恵まれなかった事は残念でしたが、第一目的の石転び沢を好天の中登れた事はとても良い思い出になりました！

飯豊登山にあたって（他の登山もですが）、Ｔ様には多大なご指導を頂いております（ピッケルもお貸しいただきました）。本当にありがとうございました。

富士山、朝日、飯豊と続いたので、今週末は県内で過ごそ。
グルメツーリング行きたかったです。。。

～行程～

　　7/24(土)
ゲート5:15　－　5:31温身平　－　7:02石転び出合7:16　－　8:34草付き　－　8:57梅花皮小屋10:50　－　11:03北俣岳　－　11:33門内小屋11:36　－　11:49扇ノ地紙　－　12:07地神山　－　12:38頼母木小屋
　　7/25(日)
頼母木小屋7:10　－　9:09梅花皮小屋9:33　－　10:37扇ノ地紙　－　11:01梶川峰　－　12:34湯沢峰12:47　－　13:37登山口